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函館観光の目玉“五稜郭“は歴史の足音が聞こえる【北海道】

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北海道の道南エリアにある特別史跡五稜郭跡に行ってきました。
函館空港より車で約20分の函館観光を楽しむならぜひ訪れたいスポットです。

春には桜が満開になりメディアでもよく取り上げられていますよね。

訪れたのは6月で桜のシーズンは過ぎてしまいましたが、五稜郭散策にピッタリの気候。
天気もよく、気持ちよく見学することができました。

今回もかんたんに函館市の特別史跡の五稜郭と奉行所を紹介しますね!

五稜郭の歴史をさらっと

五稜郭の案内板

元治元年(1864年)五稜郭は日本初の洋式要塞として築城され、蝦夷地の政治的中心地として重要な役割を果たしてきました。
開国の流れで函館港も海外に開かれ、その過程で函館山の麓にあった箱館奉行所を五稜郭に移転。

明治元年(1868)には旧幕府脱走軍により占拠され箱館戦争の戦地になっていきました。
その後明治新政府軍が開城させ、明治政府陸軍省の練兵場として使われました。

大正3年からは「五稜郭公園」として一般に公開されることになりました。

江戸幕府から明治政府になる明治維新の舞台にもなっていたわけですね。
歴史の背景を少しかじっておくと史跡も見え方も変わってきますね。

五稜郭を散策してみよう

五稜郭の外堀と五稜郭タワー

五角形になっている五稜郭は要塞として作られたので、しっかりお堀も五角形に掘られています。
海外の石垣に全然知らないんですが、石の積み方は日本のお城の石垣と一緒のように見えました。

写真は五稜郭の正面(だと思っている)の橋の上から撮影しました。
天気が良かったので、五稜郭タワーもきれいに撮れました。

箱館奉行所の入り口

新緑鮮やかな箱館奉行所の入り口から入っていきます。

門が現代的に見えるので、昔は奉行所の入り口はどんな様子だったんでしょう。

五稜郭は入場無料なので、散歩している人がそれなりにいますね。

散歩コースに五稜郭があるなんて、めっちゃ羨ましい。

五稜郭入り口にある藤棚五稜郭といえば桜が有名ですが、実は藤棚も有名みたいです。

五稜郭公園開園時からあるようで、移植されて現在の場所に落ち着いたとか。

工事を行う際にも移植する話があったようですが、市民運動により現在のまま残されたみたいです。

桜の見頃が過ぎた5ー6月が藤の花は見頃になるので、春は桜と藤の花の2回楽しみがありますね。

箱館奉行所に到着 館内を見学しよう

箱館奉行所の建屋

存在感がある入り母屋造りに、監視用やぐらが特徴的な箱館奉行所の建物。

2010年に復元され、延床面積約297坪!

一般住宅が30ー35坪と考えると8〜9倍の大きさはさすがって感じがしますね。

ここのを見学するには別途見学料が必要になります。

料金
一般 500円
学生•生徒 250円
未就学児 無料

中に入るとは当時を箱館奉行所が忠実に再現されていて、居心地がいい空間でした。

昔の日本家屋とか畳大好きな人はハマるでしょうね。

もちろん歴史的に貴重な展示物や当時の使われ方の解説もあります!

じっくり見たい派なんですが、子どもは飽きちゃうので泣く泣くふらっと通り過ぎてしまう…

箱館奉行所の室内

当時の使われ方を紹介するVTRや、復元に至る建築再現VTRなどもあります。

歴史好きや建築史好きな方はそこそこ見どころあるので、ちゃんと1時間くらいは所要時間みておいた方がいいかもしれませんね。

五稜郭見学のまとめ

函館観光では訪れたい場所のひとつ、五稜郭公園と箱館奉行所ですが、訪れてみて実際の大きさに驚かされましたね。

毎年のようにテレビでは桜開花のニュースで目にしていますが、自身の足で歩いてみると、歴史がここで動いたんだなぁ、なんて歴史に浸ったり…笑

今回は載せなかったですが、兵糧庫や当時の大砲が2門あったりと、まだまだ見どころはいっぱいでした。

五稜郭ぐるっとまわって全部見ようと思うと3時間くらいかかりそうな規模感だったので、現学には半日みといた方がいいかもしれませんね。

近くには五稜郭タワーもありますし、先にタワーで上から見てから行きたいところの目星を立てておいて、行動するのもいいかもしれません。

函館観光するなら外せない観光スポットでした。