いよいよツーリングに最適な良い季節になってきました〜。
バイカーの中では定着してきているインカムですが、ツーリング先の道の駅などに寄ってもまだまだ持ってない人も多々見受けられますね。
今回はバイク用インカムシェアNo.1のサインハウスから出ている、最新機種【B-COM ONE】を紹介していきたいと思います
インカムがあると今までのツーリングには戻れないですよ!!
コンテンツ
B-COM ONE インカムの特徴
ビーコムワンはサインハウスという日本のメーカーより発売されているバイク用のインカムです。
ざっとB-COM ONEの特徴を説明していきますね。
安心の日本製
B-COMはなんといても安心高品質の日本製。
やっぱり海外製より日本製の方が製品として安心できますよね。
ネットでは安いインカムでは3000円くらいからあったりもしますが、製品として未熟な性能だったり、そもそも電波法に適合している証の技適マークがついていない商品もありますからね…
※技適マークがない、無線機器の使用は電波法違反の可能性があります。
サインハウスは日本企業であり、【B-COM ONE】は技術基準適合認定も取得していますので安心安全です。
価格だけで比較するのではなく、しっかり中身のあるインカムを選びましょう。
スタイリッシュなデザインと直感操作
B-COMはどんなヘルメットにも似合う、ヘルメットデザインを邪魔しないスタイリッシュな作りになっています。
ヘルメットの左側に装着するようになっているので、
『運転中に音量を変更したい』
『かかってきた電話にでたい』
などすぐに反応したい場合でも、クラッチ側なので応答しやすいのもいいですね。
音量の上げ下げはダイヤルを上下させるだけ、通話の応答にはボタンを押すだけの、直感的操作で行えるので、運転に集中しながらもラクラク操作でGOOD!
スピーカーの音質がプレミアム
B-COMは他社インカムと比較しても抜群の音質の良さで定評のあるインカムです。
以前は4x使っていたのですが、それに比べても音質がぐんとアップしていてビックリしました。
低音もしっかり出て高音も音割れしないので、耳心地の良い音楽を聴くことができます。
ツーリングの気分をあげてくれるアップテンポの音楽を、高音質のスピーカーで堪能できるので、ソロツーリングメインの方にもかなりおすすめ。
またグループツーリングでは、音声がくっきりクリアに聞こえるので、聞き直すこともなくストレスフリーの会話をすることができます。
会話が盛り上がって信号を見落とさないようにしないといけないくらい会話に夢中になれますよ。
夢中になってもくれぐれも安全運転でいきましょうね!
最大6人でクループ通話が簡単に行える
B-COM 6x と B-COM ONEなら最大6人までグループ通話ができます。
ビーコム同士ならインカム接続もカンタン3ステップ
- 電源を入れる
- 本体の上(B1ボタン)と下(B2ボタン)にある横長のボタンを同時に3秒間長押し(Bリンクグループ登録のアナウンスが流れる)
- どれか1台のB-COMの上(B1ボタン)と下(B2ボタン)を同時に1回押す(サーチ開始のアナウンスが流れる)
たったこれだけで、お互いのインカムの接続が完了します。
一昔前は前日に集合して、インカムの接続を苦戦しながら行ったって話を聞いたこともあるので、サインハウスのB-COMシリーズがいかにわかりやすく簡単に接続できるか、を重視して製品開発したことが分かりますね。
2人でも6人でも接続方法は同じなので、B-COM持ってる方も、これから購入するよってかたも、この3ステップはぜひぜひ覚えておいてくださいね。
動画で確認したい方はサインハウス公式YouTubeはこちらです。
ユニバーサルインターコール機能で他社製品とも通話可能
B-COMには他社インカムとも通話ができるようにユニバーサルインターコール機能が搭載されています。
他社インカムのユニバーサル機能の有無に関わらずB-COM(SB6xとONEに限るは)は通話接続できます。
これはかなり強い!!!
※ユニバーサル機能の無いインカムに接続するには事前にPCかアプリを使って必要。
また他社メーカーはユニバーサル機能を使うと、スマホと接続ができない場合もありますが、サインハウスのB-COMならスマホとも接続が可能となっているので、業界最強のユニバーサルインターコム機能を謳っていますね。
他社とも接続できるB-COMですが、やはり同じB-COM同士の方が接続も容易ですし、クリアな音質で通話ができるので仲間内で機種を揃えてインカムを利用するのがベストでしょうね!
ワイヤーマイクとアームマイクの2種類がある
ビーコムSB6xとほぼほぼ同じ機能ですが、ビーコムワンは、音声入力用のマイクは1つしか付属してません。
ですが実際使うのは1つなので、問題ありません。
使っているヘルメットの種類によってお勧めするマイクが変わるので、購入する際にはどちらのマイクが付属しているのかしっかりチェックしてくださいね。
ワイヤーマイクにおすすめするヘルメット
フルフェイスタイプがおすすめ!
ヘルメット内にマイクを張り付けるので、アームマイクに比べて風切り音を拾いづらいので話す声もしっかり伝わりやすい。
固定すれば動かすことないので、故障しづらい気がする。
絶対的にワイヤーマイクがおすすめ!
アームマイクにおすすめするヘルメット
ジェットヘルメットとシステムヘルメットにおすすめ!
基本的に口元が露出しているので、フレキシブルなアームマイクで音声が拾える位置にマイクを持ってくる必要がある。
性能も良くなったので、風切り音もデジタル加工で少なくなっているけど、フルフェイスのワイヤーマイクに比べると不利かな?
システムヘルメットはワイヤーマイクも取り付けできると思いますが、ヘルメットの開閉によって断線するリスクがあると思うので、アームマイクを使った方が良い気がします。
B-COM ONE には聴きトーク機能未搭載
フラグシップモデルのSB6xには搭載されている聴きトークですが、ONEには搭載されていません。
聴きトークとは通話を楽しみながらも、ナビの音声を聞いたり、音楽を聴けたりする機能です。
ツーリングで先導者としてナビ聴きながら道案内する方にはB-COM ONEよりSB6xを購入した方がよいです。
むしろそれ以外の方はONEで十分だと思います。
インカムで通話しながら走るときには会話しかできないってだけで、1人でインカム使いながらのツーリングではナビの音声も音楽も聴けますので。
私はB-COM ONEですが、不満に思ったことは1度もないです。
B-COM ONE詳細仕様
マスツーリングではインカム必須
インカムを使っていて1番重宝するのはやはり複数人でツーリングを行うときです。
車でドライブのように同じ車内にいるわけではないので、どうしても言いたいこと伝えたい事が伝えられないもどかしさがマスツーリングにはつきものですが、バイク用インカムを使えばそのモヤモヤ感を一気に取っ払う事が出来ちゃいます。
今までのツーリングより2倍楽しめる
インカム無しのツーリングは孤独ですよね。
B-COMなどのインカムを使えばバイクツーリングでも孤独じゃない!
2人でインカムで会話しながら走るなら楽しさ2倍、3人なら3倍楽しめるはずです。
1人では気づかなかった景色やおしゃれなおうち、野生動物の遭遇など楽しく会話できちゃいます。
信号や注意箇所の意思疎通が簡単に
バイクはインカムがないと意思疎通を取るのはかなり難しい。
気の知れた中ならともかく、ツーリングイベントやオフ会などの集まりの場合難易度はグッと上昇します。
またバイクは自動車以上に路面状況や周囲の状態を把握することが求められるので、自分以外の客観的な情報も大事になります。
バイク用インカムBーCOMがあると、
先導者から「日陰の路面は濡れているので注意してね」とか
後続車から「信号赤になっちゃったので、止まりました!」など。
事前に注意情報が分かったり、後方のライダーの状況も把握できるので、楽しさの中に安心感もプラスされますね。
先導者がナビを使っている場合などは地図情報も共有できるので、この先キツイカーブが続くからスピード気をつけよう!なども共有できます。
聴きトークがあれば音楽も共有できる
この機能はBーCOM6x以降のモデルにのみ搭載されていますが、会話しながらも音楽やナビ音声も共有できる便利機能です。
先ほどナビ情報も共有できると話しましたが、聴きトークを使えばそのままナビ音声を共有できるので、
「三つ目の信号右に曲がりますねー」など、
口頭で伝えなくてもナビ音声がインカムを通して共有されます。
ただ会話中の音声と被ってアナウンスされるので、アナウンス中は会話が聞こえなくなってしまうのは少し残念かな。
音楽は聴きながら会話できるので、使うなら音楽を共有してリスニングしながら使う使い方の方がおすすめ!
最新アップデートはPCでおこなえる
B-COM ONEのアップデートはパソコンを使って行います。
以前所有していたB-COM4xはアップデートが億劫でした。
本体をUSBでパソコンに接続して、特定のファイル開いて、ダウンロードしたファイルを入れて〜…。
詳しい人や慣れている方は問題なく行えたと思いますが、ミスるとインカムが使えなくなるリスクもありました。
不慣れな方からの要望が多かったのか、改善策として【B-COM U】というアプリがリリースされ、初心者でもラクラクアップデートできるようになりました。
ビーコムUのアプリで超カンタンアップデート
アプリは使い方簡単!
- B-COM Uアプリをインストール
- アプリを起動してからB-COM本体をPCに接続する
- アップデートボタンを押す(アップデートがある場合)
- 以上。
- 簡単3ステップで最新バージョンにアップデートできちゃいます。
- 専用アプリが登場してから格段にやりやすさUPしましたね。
- アップデートの途中で接続切断などしない限り、ファイルが破損することもないでしょう。
- これで恐る恐るやっていたのも、安心して行えるようになりました。
- B-COM Uアプリを起動すると最新情報が出てくるので、定期的にチェックするのがおすすめ!
B-COM ONEの最新バージョン3.1
プログラム最新Ver.は現在3.1です(2021年4月9日リリース)
このプログラムでは、
- サウンドイコライザーの設定を追加
- 音声入力感度の設定を追加
- リダイヤル発信機能のオン/オフ設定追加
- マイクミュート機能のオン/オフ設定追加
- オーディオシェア機能の設定追加
- などが追加されました。
B-COM ONEの最安値はどこか?
B-COMシリーズはバイク用品やインターネットの通信販売で入手できます。
基本的には定価販売のようですが、各社ポイント付与が用意されていたりするので、普段からよく使うお店やサイトを複数チェックして納得して購入するようにしましょう。
Amazon 楽天 ヤフーでも取り扱いあり
通信販売で良く見聞きする【Amazon】【楽天】【Yahoo!】でも販売されています。
個人的におすすめはAmazonですかね。
価格の変動はありますが、2012年7月現在で28000円+ポイント1300Pで販売されているので、定価29700円のB-COM ONEが実質26700円。
クレジットカード払いならさらにお得に買えますね!
今後夏から秋にかけて需要が増えていくので、早めに最安値で購入しましょう。
ウェビックやナップスでも取り扱いあり
バイク用品専門の通販サイトでもB-COMシリーズの取り扱っています。
ウェビックでは定価販売ですがウェビックのクレジットカードを作れば、実質25500円で購入できるみたいです。
カードの審査に日数がかかるので、「急ぎではないけど欲しい」方には最安値になるかも知れませんね。
ナップスでも取り扱いがあります。
定価販売で1%のポイントが付くようです。購入者にはフェイスプレートプレゼントなどのサービスが限定で行われたりするので、ノベルティが欲しい方はナップスをチェック。
他社インカムの紹介
B-COMのインカムを紹介してきましたが、他にも人気のあるインカムが何個かあります。
よく一緒に行く仲間で種類を合わせた方が使いやすいので、サインハウス以外のバイク用インカムを紹介していきます。
セナ 30K
B-COMと並び、人気のバイク用インカムです。セナはメッシュインターコムという技術で多数のマスツーリングに対応しています。
ビーコムは最大6人なので、その点でセナは優れています。
音質も好評で、最近は良く見かけるようになりました。
メッシュインターコムを使うとバッテリーが8時間しかもたないのがデメリットでしょうか?
B-COMと共におすすめのインカムですね。
ミッドランド BT MESH
こちらも人気が出てきているバイク用インカムです。
BT MESHもセナと同じようにメッシュ通信を採用しているので、最大10人まで接続が可能になっています。
鈴鹿8時間耐久や鈴鹿サーキットモートピアのアトラクションで採用されている実績があります。
最大通信距離が1400メートルとビーコム・セナに比べると短いのが弱点でしょうか。
ビーコムもセナもそうですが、実際のツーリングでは木々や建物などで通信が遮られることも多く、実通信距離は体感で半分から三分の一くらいなので、4−500メートルくらいと思っておいた方が不満もないと思われます。
デイトナ DT-01
ライダーで知らない人はいないメーカー、デイトナが販売しているインカムです。
インカムの基本性能としては他社より劣りますが、同社が出しているバイク用のGPSレーダーと接続しながらナビ音声も聴く事ができるなど、独自性があります。
また価格としては2万円台で購入できるので、インカムのエントリーモデルとしては良いかもしれませんね。
ビーコムワンの評価を抜粋
ここではB-COM ONEに対する評価をまとめてみました。
なかなかお試しで買える価格ではないので、利用者の声が参考になりますね。
僕自身も念入りにインプレ調べてから買うタイプなので、参考になれば幸いです。
ビーコムワンの悪い評価抜粋
- マイクの端子が独自規格なので耐久性が不安
- 旧機種との通話の場合、最高音質にならない
- オプション品が高い
マイクの端子の耐久性が不安というコメントがありましたが、4x時代からはかなり改善されました。
盗難防止のために毎回外していますが、今のところ良好です。
6xだと、USB規格の端子になっているので、あまりにも不安を覚えるのなら上位機種を検討するか、頻繁に外さないのがいいかも知れませんね。
また最高音質にならないという事でしたが、確かに4xや5xとの通話だと新B+LINK機能が使えないので、最高音質にならないのは事実です。
新B +LINKではかなり音声がクリアに聞こえますが、元々B-COMは通話音質に力を入れてきただけあり、従来の通信方式でも十分なくらい会話を楽しめますので、そこまで懸念される事態ではないのかなぁと。
オプションパーツが高いのは僕も思いましたが、ドレスアップという意味なら妥当な価格とも思ったり。
基本的には同梱されているものでインカム通話として利用できるので、見た目の色を変えたいとか、スピーカーももっと良いのを変えたいって思う方以外はオプションパーツには縁がない気もします。
僕自身も買っていないので、なくても問題ないです!
ビーコムワンの良い評価抜粋
- バッテリー持ちがかなり良い
- Bluetoothへの接続がとても簡単
- クリアな音声で60キロ走行でもストレスフリー
ビーコムワンの売りとしているところをしっかり評価しているライダーが多く、特にバッテリー持ちに関しては抜群にいいです。
日帰りツーリングなら充電しなくても2−3回はいけるので、ついつい充電を忘れてしまったりします。笑
使う上で重要視されるポイントを抑えているあたり、シェアナンバーワンも頷けますね。
今後の新製品はどうなる?
2020年にビーコムワンが発売されて、1年半(2021年7月時点)経ちますが、今のところ新製品の発表は行われていないです。
それだけ完成度の高いインカムということでしょう。
待望の6x後継の7xはいつでる?
6xは発売されてから4年(2021年7月時点)経つので、2022年あたりにはBーCOM7xが発表される可能性がありそうです。
5xから6x発表までの期間2年2ヶ月なので、時期としてはいつ発表されてもおかしくない状況。
6xもONE共に完成度高いので、これ以上何を進化させてくるのか楽しみに待ちましょう。
まとめ
インカムの無いツーリングは考えられないくらい、楽しさを押し上げてくれるB-COM ONE。
シェアナンバーワンということで、どれ買えば迷っちゃう人は、サインハウスのビーコムワン、またはビーコムSB6xを買っておけば間違いなし。
バッテリー持ち良し、通話音質良し、接続カンタンなので、初めてインカムデビューする人も、中華製インカムから日本製インカムに乗り換えたい人も大満足すること間違いなし。
バイク用インカムはサインハウス社製のB-COMシリーズで決まり!